元ヤンキース組は当たりが多い? 巨人新外国人のジョーンズは結果を残せるか
ジャイアンツが来シーズンの新助っ人としてメジャー通算122発の大砲、ギャレット・ジョーンズを獲得した。ロイ・ホワイトやクリート・ボイヤーら過去にも多くの元ヤンキー達が日本で活躍している。
2015/12/18
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来季、巨人の4番候補の一人
12月16日、読売ジャイアンツは来季の新助っ人として元ヤンキースのギャレット・ジョーンズを獲得したと発表した。メジャー通算122本塁打の実績を誇るジョーンズは新天地でもそのパワーを発揮できるのだろうか。
過去には多くの元ヤンキースの助っ人たちが日本の舞台で活躍してきた。
1999年ブレーブスからドラフト指名されプロ入りしたジョーンズは長い下積み生活を経て09年にパイレーツでブレイク。82試合に出場し、ルーキーではトップとなる21本塁打をマーク、新人王投票でも7位に入った。翌年以降もパイレーツの数少ないパワーヒッターとして中軸に定着、毎年20本近い本塁打を記録したものの、左投手にめっぽう弱く、全幅の信頼を得るには至らなかった。
昨オフにマーリンズからヤンキースへとトレード。アレックス・ロドリゲスとともにDHとして期待されたものの、打率.215と不振に陥ったことに加え、出場停止処分明けのAロッドが予想外の活躍を見せたこともあり、8月にリリースされている。打撃面では目立った活躍ができなかったものの、5月23日のレンジャース戦では4-15と大量ビハインドの9回に初登板、1イニングを無失点に抑えた。
来シーズンの4番候補として期待されるジョーンズだが、過去にもヤンキースを経て来日、日本で活躍した助っ人選手は数多くいる。