県民の星…愛知県出身のプロ野球選手5人(投手編)|都道府県別の最強選手を振り返る
2022/08/23
産経新聞社
千賀滉大
出身地:愛知県蒲郡市
経歴:蒲郡高
♢通算成績
218試合(1050回1/3)、84勝42敗、1S、20H、1211奪三振、防御率2.62
千賀滉大は、現在のプロ野球を代表する選手の1人として名前が挙がる存在だ。
2010年の育成ドラフト4位で、福岡ソフトバンクホークスに入団。12年に2軍で防御率1.50を記録し、4月に支配下選手登録されると、翌年は中継ぎとして17ホールドを記録した。16年シーズンは自身初の規定投球回をクリアし、12勝を上げた。
17年はWBC日本代表に選ばれると、「オールWBCチーム」の投手部門に日本人選手として唯一選出された。2020年には最多勝利、最多奪三振、最優秀防御率を達成し、「投手三冠」。チームは4年連続となる日本一を達成し、千賀はその中心として日本一に大きく貢献した。
昨シーズンは6年連続となる2桁勝利を達成。東京オリンピックでは野球日本代表に選ばれ、リリーフとして日本の金メダル獲得に貢献した。優勝を占う大一番が続く中で千賀がどのような投球を見せてくれるのか、今シーズンも彼の投球から目が離せない。