まさに崖っぷち…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の現役選手5人
2022/08/24
産経新聞社
田中正義
投打:右投右打
身長/体重:188cm/93kg
生年月日:1994年7月19日
経歴:創価高-創価大
ドラフト:2016年ドラフト1位
創価高、創価大を経て、2016年ドラフト1位でソフトバンクに入団した田中正義。大学3年春に大きく飛躍し、秋には無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)も達成。また、同年は大学日本代表に選出されると、NPB選抜との壮行試合で驚異の7者連続奪三振を記録した。4年次には故障もあったが、ドラフトでは実に5球団(巨人・広島・ソフトバンク・ロッテ・日本ハム)が競合した。
大きな期待を背負って入団した田中だったが、不安視されていたコンディション不良により、ルーキーイヤーの2017年は一軍登板なし。翌2018年に一軍デビューを飾るも、10試合登板で防御率8.56に沈んだ。
その後も苦しいシーズンが続いたが、2021年は中継ぎで18試合登板、防御率2.16をマーク。大器の片鱗を示すと、2022年も開幕二軍スタートとなったが、8月に一軍へ昇格し、3試合連続無失点と結果を残している。