離脱さえなければ…“ガラスのエース”6人。ポテンシャルは間違いない現役投手たち
2023/09/09
産経新聞社
東克樹(横浜DeNAベイスターズ)
2017年ドラフト1位でDeNAに入団し、1年目から開幕ローテーション入り。24試合に先発し、11勝5敗、防御率2.45の好成績を残して同年の新人王を獲得した。
さらなる飛躍が期待された2年目だったが、左ひじの炎症によって開幕に出遅れる。5月に1軍復帰を果たしたが、コンディションが思わしくなく1軍と2軍を往復し、結果的に7試合の登板にとどまった。
さらに、2020年のキャンプ中には肥立ち肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を決断。同年は登板なしに終わった。
 
懸命なリハビリを重ね、2021年シーズンの終盤に1軍復帰。復帰3戦目で8回無失点の好投を見せ、729日ぶりの白星を手にした。
 
昨季は開幕投手に指名されるも、新型コロナウイルス感染の影響もあって12試合登板で1勝6敗と低迷した。
 
しかし今季は、開幕から抜群の安定感を発揮。8月18日の阪神戦では、自身5年ぶりとなる2桁勝利を達成。最多勝のタイトルも視界にとらえている。