【MLB】マリナーズは前田健太に「投資する意味はある」。岩隈引き止めに成功で先発投手潤沢も
岩隈の再契約で先発陣は強化されたマリナーズ。しかし実績例や故障歴からするとそれでも万全とは言い切れないと、アメリカの一部ではそんな見方もある。
2015/12/25
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日本人が所属するマリナーズは前田にとってもベスト?
マエケン(記事でも”Maeken”とそのニックメームも紹介されている)は西海岸の球団を指向しているということも重要なポイントとされている。
現在、西海岸球団のうちドジャース、エンゼルス、マリナーズ、パドレスが候補として挙げられているが、それらの4球団の中で日本人選手が在籍しているのはマリナーズだけだ(岩隈と青木宣親)。このことは他球団に比べ大きなアドバンテージだと紹介されている。
ディポートの強化予算には上限があるが、岩隈との再契約に際してはオーナーからの特別予算が承認されたとの声もある。岩隈に、ディポートは3年契約の提示を躊躇した。しかし、これは岩隈の来季35歳という年齢や、彼の故障歴が懸念されたためだ。
その点前田は27歳で長期契約を恐れるべきではなく、前田獲得に追加予算を投下することは、ある意味では予算の節約でもあるとの見方もできるとの考えが示されている。
前田の獲得には、4年総額9500万ドルあたりの契約条件に加えポスティングフィー2000万ドルを擁するが、それでもザック・グレインキー(ダイヤモンドバックスと6年総額2億650万ドルで契約)のような途方もない予算は必要ないからだ。
記事は、前田の獲得には「それなりにカネは必要だが、投資する意味は十分にある」(It may not make cents financially but it makes complete sense in so many ways. “not make cents”?カネが必要-と、“make sense”-意味がある-、を掛けている)と結んでいる。
出典:“Mariners news : M’s are interested in Kenta Maeda”@ SoDoMoJo of SI.com by Ben Garza inDec.23rd 2015