公立校からプロの世界へ! “激戦区”大阪の公立校出身プロ野球選手5人
2022/08/31
産経新聞社
西口直人(山本)
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:183cm/83kg
生年月日:1996年11月14日
ドラフト:2016年ドラフト10位
東北楽天ゴールデンイーグルスに欠かせないリリーフとして、登板数を積み重ねている西口直人。専門学校からプロ入りという異色の経歴を持つ西口は、野球では無名と言える山本高校(八尾市)に在学していた。
西口が在学中の山本高校は3年春の府大会32強が最高成績で、甲子園を目指すチームではなかった。しかし、西口は高校3年の夏に145km/hを記録しており、スカウトからの注目を集める存在になっていたという。大学から声もかかっていたようだが、甲賀健康医療専門学校(現:ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)に入学を決める。
専門学校でスポーツ栄養学や心理学を学びながら野球を続けた西口は、2016年のドラフトにおいて、支配下選手の中で最後に名前を呼ばれてプロ入りを果たした。その後、2018年にプロ初登板を飾ったが、2019・2020年は一軍登板なし。しかし、2021年は33試合に登板し、プロ初勝利も記録した。西口の活躍は、今後プロ野球選手を目指す希望の星となるはずだ。