異次元すぎる…プロ野球、歴代「打者五冠王」の6人。圧倒的傑出度を誇るレジェンドたち
2023/09/24
産経新聞社
プロ野球最新情報
2023年シーズンも佳境を迎えたプロ野球。昨季は村上宗隆内野手(ヤクルト)が、令和初の三冠王を獲得。今季も近藤健介外野手(ソフトバンク)が受賞に近い成績を残しているが、過去には“打者五冠王”と異次元の数字を叩き出した選手がいた。ここでは、過去に打者五冠王を達成した6人を紹介する。
中島治康
所属:東京巨人
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長/体重:175センチ/73キロ
生年月日:1909年6月28日
経歴:松本商 – 早稲田大 – 藤倉電線
=1938年秋(1リーグ、40試合制)=
★打率.361(1位)
★10本塁打(1位)
★38打点(1位)
★56安打(1位)
-3盗塁
★出塁率.428(1位)
プロ野球史上初の三冠王、打者五冠王に輝いた中島。当時の40試合制で38試合に出場し、打率.361、10本塁打、38打点をマーク。2位の選手がそれぞれ打率.320、5本塁打(いずれもハリス)、25打点(伊藤健太郎)であり、打撃三冠は断トツの数字。56安打、出塁率.428でもトップに輝いた。