これぞ魔球…フォークを武器に活躍した最強投手5人|現役選手編【変化球-球種別最強投手】
2022/09/06
産経新聞社
大谷翔平
出身:岩手県
投打:右投左打
身長/体重:193cm/97kg
生年月日:1994年7月5日
ドラフト:2012年ドラフト1位
前例のない二刀流に挑戦し、現在はメジャーリーグで活躍する大谷翔平。ストレートの球速が注目を集めがちだが、フォークの精度も一級品だからこそ、メジャーでも結果を残し続けているのだろう。
大谷は2013年に日本ハムへ入団し、2年目の2014年に11勝を記録。この年は24試合に登板し、179の三振を奪った。そして2015年は15勝を記録し、登板試合は2014年よりも2試合少ない22だったが、196奪三振という驚異的な数字を残した。
2016年のCS第5戦でホークスの吉村裕基に165kmのストレートを投じ、大きな注目を集めたことも多くのプロ野球ファンには印象に残っているはず。だが、大谷は続く本多雄一に対して151km/hのフォークを投げており、ホームベース前でバウンドした投球を好打者の本多が空振りしたことも、インパクトの強い瞬間だった。
2022年シーズンには、ベーブ・ルース以来の2桁勝利・2桁本塁打を達成した大谷。シーズンオフの去就が注目されているが、仮に移籍しても得意のフォークを武器に活躍することは間違いないだろう。