これぞ魔球…フォークを武器に活躍した最強投手5人|現役選手編【変化球-球種別最強投手】
2022/09/06
産経新聞社
山本由伸
出身:岡山県
投打:右投右打
身長/体重:178cm/80kg
生年月日:1998年8月17日
ドラフト:2016年ドラフト4位
オリックス・バファローズだけでなく、日本のエースと呼ばれる存在になった山本由伸。常時155km/h前後のストレート、115km/h前後のカーブに加えて、フォークも操って数多くの三振を奪ってきた。
2018年は中継ぎで54試合に登板し、2.89の成績を残して2019年から先発に挑戦する。2019・2020年にそれぞれ8勝を挙げると、2021年は18勝5敗、防御率1.39でチームの25年ぶりの優勝に大きく貢献。この年は206の三振を奪い、最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率の「投手4冠」を達成した。
山本のフォークも、佐々木朗希と同じように150km/hを超えることがある。2022の公式戦、日本ハムのレナート・ヌニエス相手には151km/hのフォークを投じていた。このフォークには、日本ハムの新庄剛志監督も賛辞の言葉を述べていたほどだ。
2022年の6月には西武ライオンズ相手にノーヒット・ノーランを達成し、この試合では9回に150km/hのフォークを投げるなど、辻発彦監督も脱帽する圧巻の投球を見せた山本。相手監督もお手上げ状態になるピッチングは、これからも幾度となく繰り返されるはずだ。