高卒ルーキーで即戦力…プロ1年目から新人離れの成績残した投手5人
2022/09/01
産経新聞社
堀内恒夫
堀内は、甲府商から1965年ドラフト1位で巨人に入団。当初は大学進学も頭にあったが、相思相愛だった巨人から指名を受けて高卒プロ入りを決断したという。
ルーキーイヤーは春季キャンプ終盤から本隊に合流し、開幕一軍入り。初登板初勝利を皮切りに先発ローテーションの一角を担った。同年は当時のリーグ記録及び新人記録となる開幕13連勝、44イニング連続無失点など華々しい活躍を見せた。最終的に16勝2敗、勝率.889、防御率1.39をマークし、日本一達成の原動力に。自身は最優秀防御率と最高勝率を獲得し、新人王、沢村栄治賞にも選出された。
その後は、巨人のエースとして1965年から9年連続日本一(V9)に大きく貢献。巨人一筋18年を貫き、通算203勝を積み上げた。