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あと少しで三冠王だった…プロ野球、僅差で三冠王を逃した一流選手6人

2023/09/01

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産経新聞社



アレックス・ラミレス


出身:ベネズエラ
投打:右投右打
身長/体重:180cm/100kg
生年月日:1974年10月3日
 
 ヤクルト・巨人・DeNAの3球団で足掛け13年プレーし、外国人選手として初めてNPB通算2000安打を達成したアレックス・ラミレス。打点王や本塁打王のタイトルを獲得した経験があるラミレスは、2003年に三冠王を獲得できるチャンスがあった。
 

 
 2001年と2002年の本塁打数は30本に到達しなかったものの、2003年は40本塁打を放つ。タイロン・ウッズ(横浜)と同数ではあるが本塁打王に輝き、打点124も1位で打点王となった。
 
 また、2003年は打率.333で、十分に三冠王を狙える数字を残す。しかし、ラミレスの首位打者を阻んだのが阪神の今岡誠だった。2002年に打率.317でブレークした今岡は、2003年に1番で起用されると打率.340をマーク。自身初の首位打者となり、ラミレスの三冠王は未遂となる。
 
 とはいえ、2010年には巨人で再び本塁打王と打点王を獲得。同年はキャリアハイの49本塁打を記録し、強力打線の中心として活躍した。

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