ドラフト下位指名から大活躍!ドラフト「掘り出し物」現役選手5人【野手編】
2022/09/11
産経新聞社
中川圭太
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:180cm/76kg
生年月日:1996年4月12日
ドラフト:2018年ドラフト7位
「最後のPL戦士」として、現役選手で唯一のPL学園出身となった中川圭太。中川は高校時代にプロ志望届を出したが、指名漏れを経験している選手だ。
指名を受けなかった中川は東洋大学に進み、長距離砲の証となる背番号「8」を受け継いだ。東洋大学の背番号8といえば、タイガースで活躍した今岡誠(現:今岡真訪)がつけたことでも知られている。中川はその背番号に恥じない活躍を見せ、2年秋に首位打者を獲得するなど力をつけていった。
中川にとって2度目となった2018年のドラフト、太田椋や頓宮裕真などが指名される中、7位で指名を受ける。ただ、上位指名された太田や頓宮よりも、中川は先に1軍定着を果たした。特に交流戦での勝負強さが際立ち、ルーキーで交流戦の首位打者獲得という偉業を成し遂げる。
2020・2021年は不振に陥ったものの、2022年は再び持ち味の打撃を生かして活躍。2019年に届かなかった打率3割も十分に狙える活躍を見せている。