ドラフト下位指名から大活躍!ドラフト「掘り出し物」現役選手5人【野手編】
2022/09/11
産経新聞社
上川畑大悟
出身:岡山県
投打:右投左打
身長/体重:167cm/71kg
生年月日:1997年1月12日
ドラフト:2021年ドラフト9位
ルーキーながら内野の要として大きな活躍を見せているのが、ルーキーの上川畑大悟だ。
倉敷商業高校から日本大学に進学し、京田陽太(現:中日ドラゴンズ)と二遊間を組んだ経験もある上川畑。守備の評価は非常に高かった一方、本人もバッティングには不安を感じていたため、大学卒業時にプロ志望届は出さなかった。
その後、社会人野球のNTT東日本に入社すると、1年目からショートのレギュラーを掴む。1度は指名漏れを経験するが、その悔しさを糧に2021年は都市対抗野球の東京二次予選でMVPを獲得した。同年のドラフトでファイターズから指名を受けた上川畑は、その後の都市対抗野球で打率.417という成績を残し、打撃面でも進化を見せる。
2022年のファイターズは比較的多くの野手をスタメンで起用し、ポジションが流動的になることも多い。それでも、石井一成や中島卓也といったメンバーを抑えて、もっとも多くショートで出場している。NTT東日本では「守備職人」と呼ばれた上川畑だが、今後は打撃も含めて活躍を見せてくれるだろう。