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2016年の活躍はいかに? 明暗をわけた、2015年の〝年男〟たち

NPBの年男=ひつじ年の選手たちにとって、今年はどんな1年だったのだろうか。

2015/12/28

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筒香、中島、西野らは活躍組

 今年も残すところあと数日。NPBの年男=ひつじ年の選手たちにとって、今年は当たり年になっただろうか。
 NPBの現役選手の年男は1991年生まれの24歳と1979年生まれの36歳の2つのグループだ。

 1991年生まれの現役選手は以下の通りだ。誕生日順。

ソフトバンク:河野大樹(育成)、今宮健太、川原弘之、加治屋蓮、石川柊太(育成)
日本ハム:中島卓也、杉谷拳士、金平将至、高梨裕稔、岡大海、中村勝、白村明弘
ロッテ:川満寛弥、西野勇士、加藤翔平、吉田裕太、大嶺翔太、三木亮
西武:中崎雄太、石川貢、菊池雄星、福倉健太郎、山川穂高
オリックス:佐藤峻一(育成)、山田修義
楽天:横山貴明、西宮悠介、西田哲朗、小関翔太
ヤクルト:谷内亮太、西浦直亨、岩橋慶侍、平井諒
巨人:笠原将生、河野元貴、鬼屋敷正人、長江翔太、青山誠、ペレス
阪神:秋山拓巳、梅野隆太郎、岩崎優、岩貞祐太、陽川尚将
広島:一岡竜司、森下宗(育成)、飯田哲矢、中村亘佑(育成)、今村猛、大瀬良大地、庄司隼人、堂林翔太、九里亜蓮
中日:伊藤準規、福谷浩司、杉山翔大、友永翔太、桂依央利、小川龍也、岡田俊哉
DeNA:倉本寿彦、飛雄馬、嶺井博希、山下峻、国吉佑樹、筒香嘉智

 出世頭はDeNAの筒香嘉智(11/26生まれ)だろう。
 タイトルには手が届かなかったが2年連続3割、初のベスト9に輝いた。「侍ジャパン」の主軸としてプレミア12では5番を打った。

 日本ハムの中島卓也(1/11生まれ)は、全試合に出場し、初の盗塁王を獲得。ベストナインも初受賞、「侍ジャパン」にも選出された。

 ソフトバンクの今宮健太(7/15生まれ)は3年連続のゴールデングラブ賞に輝く。今やNPBを代表する遊撃手だ。犠打数もパ最多。つなぐ野球の名手でもある。

 ロッテの西野勇士(3/6生まれ)は、クローザーとして失敗なしの34セーブを記録。9月は6セーブ1ホールドの快投。チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。

 西武の左腕、菊池雄星(6/17生まれ)は今季も規定投球回数に達しなかったが9勝を挙げた。今季は157km/hの速球も披露した。
 菊池雄星と同じ誕生日の広島・大瀬良大地(6/17生まれ)は、先発から6月にはリリーフへ転向。救援陣が不調で苦しいチームを支えた。来季は再び先発に戻り、黒田らとともに柱になれるか。

球界を去った笠原も年男

 活躍する選手がいる一方で、戦力外を通告される選手もいた。
 ソフトバンクの川原弘之(8/23生まれ)、西武の石川貢(6/16生まれ)、広島の森下宗(2/23生まれ)の3人だ。このうち川原は育成選手として再契約になった。

 最も残念な結末を迎えたのは巨人の笠原将生(1/9生まれ)だ。野球賭博によって無期限失格選手となって球界を去った。

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