スター性抜群…歴代「高校日本代表・4番」の5人。“超一流”の才能示した高卒ドラ1たち
2023/08/31
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侍ジャパンU18日本代表 高校野球 最新情報(最新ニュース)
「第31回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」が、8月31日から台湾(台北・台中)で開幕。世代を代表する精鋭たちが、国際大会に挑む。過去の大会を振り返ると、4番は球界屈指の強打者や、ブレイク必須の大器が務めた。今回は、歴代高校日本代表で4番を務めた選手5人を紹介する。
大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
・投打:右投左打
・身長/体重:193㎝/97㎏
・生年月日:1994年7月5日
・経歴:花巻東高
・ドラフト:2012年ドラフト1位
二刀流でメジャーリーグを席巻している大谷翔平も、高校日本代表の4番として初めての国際大会を経験した。
大谷は2年春に甲子園デビューを飾り、投げては150キロをマーク。強烈なインパクトを残した。「4番・投手」で出場した3年春の選抜では、初戦で藤浪晋太郎(現・阪神タイガース)擁する大阪桐蔭と対戦。大谷は藤浪から右翼席中段へ本塁打を放ち、投げては11奪三振を奪うなど投打に渡る活躍を見せたが、試合には敗れた。最後の夏、岩手県大会では驚異の160キロを計測したが、決勝戦敗退となった。
夏の甲子園出場は逃したが、高いポテンシャルを評価されて第25回AAA世界野球選手権大会の高校日本代表に選出。大会では指名打者(DH)制がとられていたが、初戦のカナダ戦では「4番・投手」で先発。投手としての登板がない試合は主に「4番・指名打者」で出場し、打率.324、チーム最多の7打点を挙げたが、同大会は12カ国中6位に終わった。