これが“勝ち運”? 白星に恵まれた投手5人。高いシーズン勝率を誇った選手たち
2023/04/04
産経新聞社
清水直行
■2010年 10勝11敗、防御率5.40
千葉ロッテマリーンズのエース格を担った清水直行。2010年からフリーエージェント(FA)移籍で横浜DeNAベイスターズに活躍の場を移した。
経験豊富な投手として、移籍初年度から先発の核として期待された清水。6月20日の阪神タイガース戦でNPB通算100勝に到達するなど勝ち星を伸ばし、年間通してローテーションを回った。
しかし好不調の波は激しく、最終的に26試合(155回)を投じて10勝11敗で、防御率は5.40。防御率(規定以上)と被本塁打数(26本)はリーグワーストの数字となった。また、清水が味方打線の恩恵を受けた一方、チームメイトの加賀繁はリーグ10位の防御率3.66と奮闘したが、3勝12敗と大きく負け越した。