これが“勝ち運”? 白星に恵まれた投手5人。高いシーズン勝率を誇った選手たち
2023/04/04
産経新聞社
篠原貴行
■1999年 60試合登板、14勝1敗
篠原貴行は、リリーフながら白星を積み重ね、最高勝率のタイトルに輝いた。
プロ1年目から中継ぎで51試合に登板した篠原。翌1999年はセットアッパーに定着し、抜群の安定感を誇った。接戦での登板が多かったことも起因し、驚異的なペースで勝ち星を量産。すべてリリーフ登板で14連勝を記録した。
最終的に60試合登板で14勝1敗、勝率.933、防御率1.25をマークし、中継ぎ投手ながら最高勝率を受賞。チームのリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。また、篠原が投げると負けないという「不敗神話」も話題を呼んだ。