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もし海を渡っていれば…メジャーで観たかった歴代選手5人。日本球界で輝いた伝説級の選手たち

2023/12/30

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産経新聞社



金本知憲


出身:広島県
投打:右投左打
身長/体重:180cm/88kg
生年月日:1968年4月3日
ドラフト:1991年ドラフト4位
 
 連続フルイニング出場試合数1492の世界記録を打ち立て、広島東洋カープと阪神タイガースで活躍した「アニキ」こと金本知憲。金本の活躍は改めて「試合に出続けること」の凄さを印象付けた。
 

 
 名門の広陵高校から東北福祉大学に進学し、その後カープに入団した金本は3年目(1994年)から頭角を現し始める。1996年には打率3割・27本塁打を記録した。高校時代、パワーヒッターとは言えなかった金本は徐々に筋力をつけ、飛距離も伸ばしていったのだ。
 
 2000年は持ち前のパワーに加えて俊足も生かし、自身初のトリプルスリーを達成。2003年からタイガースに移籍し、2005年は37歳にしてキャリアハイの40本塁打を放つ。広い甲子園球場をホームに、そして試合に出続ける37歳が40本塁打を放つことは、並大抵の技術ではなし得ないことだろう。
 
 長いプロ野球の歴史の中で、金本はわずか9人しか到達していない通算1万打席以上(1万431打席)バッターボックスに立った選手だ。 そのガッツは、メジャーでも見たいと思わせるほどの勇姿だった。

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