村上宗隆は何位に…「シーズンOPS」ランキング歴代トップ6~10位。歴史に残る最強打者たち
2022/09/19
産経新聞社
9位:王貞治(1967年・読売ジャイアンツ)
OPS1.2132=出塁率.490+長打率.723
1967年の王は序盤から快調に成績を伸ばすと共に数々の記録を達成した。7月10日の大洋戦にて、史上65人目となる通算1000安打を達成。翌月8月31日には史上3人目となる通算300号本塁打を放った。また王自身5年連続となるシーズン40本塁打を97試合目で記録。97試合での40号到達は王自身が前年に達成したものに続いて、日本プロ野球史上最速タイの記録となった。
この年の王も例年通りよく歩かされ、被四球は6年連続リーグ1位となる130を記録。敬遠も30を数えた。
それほど相手チームが警戒する中でもシーズンが終わってみれば、打率.326、47本塁打、108打点と3連覇中のチームの主力打者として文句のない成績を残す。悲願の首位打者のタイトルこそ逃したものの、本塁打王と打点王の二冠に輝く。本塁打王は6年連続、打点王は4年連続5度目のことだった。出塁率(.490)や長打率(.723)でもリーグ1位を記録し、2年ぶり3度目のリーグMVPに輝いた。