村上宗隆は何位に? シーズン打点ランキング歴代トップ10 無類の勝負強さを誇った選手たち
2022/09/15
産経新聞社
2位:ロバート・ローズ(横浜ベイスターズ) 153打点
投打:右投右打
身長/体重:180㎝/85㎏
生年月日:1967年3月15日
「横浜史上最高の外国人選手」と称されたロバート・ローズは、プロ野球シーズン打点記録歴代2位となる153打点をマークしている。
ローズは1993年に横浜ベイスターズに入団すると、来日1年目から打率.325、19本塁打、94打点の好成績を残し、打点王に輝いた。来日7年目となる1999年に134試合、打率.369、37本塁打、シーズン歴代2位となる153打点をマークし、首位打者と打点の二冠を獲得。同年チーム打率.294を記録した「マシンガン打線」で4番を担ったローズは、得点圏打率.394の勝負強さで驚異的な打点をたたき出した。
同年のローズは1試合10打点をマークするなど、前半戦終了時点(81試合目)で100打点に到達。一方、今シーズンの村上宗隆は前半戦終了時(91試合目)では89打点とローズの打点ペースよりは遅れる形に。ただローズは後半戦54試合で53打点と前半に比べてペースを落としたことや、1999年は現在より8試合少ない135試合制だったことも考慮すると、村上がローズの打点を上回ることも十分考えられる。