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村上宗隆は何位に…「シーズンOPS」ランキング歴代トップ1~5位。歴史に残る最強打者たち

2022/09/19

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産経新聞社



1位:王貞治(1974年・読売ジャイアンツ)


 
OPS1.295=出塁率.534+長打率.761
 
 プロ16年目となった1974年の王は、球史に残る記録づくしの年となった。
 
 5月30日の阪神戦では、日本プロ野球史上初となる600号ホームランを達成。通算1983試合目での快挙となった。6月29日のスワローズ戦では史上8人目となる2000試合出場を記録。8月4日の阪神戦では史上8人目となる通算2000安打を達成した。
 

 
 長嶋茂雄が、現役最終年となったこの年調子を落としていたこともあり、プロ野球記録である158四球(45敬遠)とシーズンを通して他球団のマークを徹底的に受ける。しかし、王は年間を通して好調を維持。加えて出塁数は294、長打率は.761と驚異的な数字を残す。この年の王は結果、打率.332、49本塁打、107打点と史上初の2年連続三冠王を獲得した。
 
 非公式ではあるものの12年連続のOPS1.0越えを記録し、出塁率(.534)とOPS(1.293)はプロ野球シーズン最高記録となる。チームは10連覇を逃したものの、王自身は2年連続7度目となるリーグMVPに選出されるなど圧倒的なシーズンだった。

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