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村神様の故郷「熊本」が生んだ天才打者5人。村上宗隆だけじゃない…強打者を輩出する土壌

2022/09/16

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産経新聞社



松中信彦

出身地:熊本県八代市
投打:左投左打
身長/体重:183cm/97kg
生年月日:1973年12月26日
経歴:八代第一高-新日鉄君津
ドラフト:1996年ドラフト2位
 
 平成唯一の三冠王に輝き、長きにわたってホークスの4番を務めた松中信彦。八代第一高(現:秀岳館高)時代は甲子園とは無縁で、社会人野球の新日鉄君津へ進むと、1996年のアトランタオリンピック日本代表に選出。4番打者として打線を牽引した。
 
 去就が注目された松中は、逆指名制度で福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)に入団。入団後2シーズンは苦しんだものの、プロ3年目の1999年に規定打席に到達し、23本塁打を記録。翌2000年は打率.312、33本塁打、106打点の成績で最優秀選手(MVP)を受賞し、チームの主軸へと成長した。
 
 さらに、2004年は打率.358、44本塁打、120打点と圧倒的な数字を叩き出し、見事三冠王とMVPを戴冠。翌年も2年連続の快挙こそ逃したものの、本塁打(46本)と打点(121打点)の二冠を獲得した。
 

 
 その後も持ち前の打棒を発揮。キャリア晩年は故障に苦しんだが、球史に名を刻む活躍を見せていた。

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