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次なる「育成の星」は誰?今季支配下登録され早くも活躍中の育成出身選手5人。今秋ドラフトも注目

2022/09/17

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産経新聞社



宇田川優希(オリックス・バファローズ)


 
投打:右投右打
身長/体重:184cm/92kg
生年月日:1998年11月10日
経歴:八潮南高-仙台大
ドラフト:2020年育成ドラフト3位
今季成績:14試合1勝1敗25奪三振 防御率1.17
 
 日本人の父とフィリピン人の母を持つ高身長右腕。八潮南高から仙台大に進学すると、大学では1年春からベンチ入りし、3年春には防御率0.64と圧巻の成績を残した。
 
 2020年のドラフトではオリックス・バファローズから育成3位指名を受ける。チームメイトの佐野如一外野手も育成指名を受け、当初は二人とも入団を拒否し社会人野球に進む予定だったが、入団を決意。ルーキーイヤーは佐野が3月に支配下登録された一方、宇田川は二軍公式戦での登板がわずか1試合にとどまった。
 

 
 今季は課題の制球力が改善され、ファームで安定した成績を残す。支配下登録されると、早速一軍でも最速158キロのストレートと落差のあるフォークを武器に好投を続けている。9月8日の埼玉西武ライオンズ戦では、緊急登板ながら2回2/3を5奪三振無失点に抑え、地元・埼玉でプロ初勝利を挙げた。奪三振率14.67と三振を奪えるのが強みで、しばらくは中継ぎで実力を発揮しそうだ。

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