次なる「育成の星」は誰？今季支配下登録され早くも活躍中の育成出身選手5人。今秋ドラフトも注目
2022/09/17
産経新聞社
佐藤奨真（千葉ロッテマリーンズ）
投打：左投左打
身長／体重：177cm／78kg
生年月日：1998年6月2日
経歴：関東第一高-専修大
ドラフト：2020年育成ドラフト4位
今季成績：9試合2勝5敗22奪三振 防御率3.43
130キロ台のストレートと100キロに満たないスローカーブを駆使し、緩急をつけた投球で打者を翻弄する左腕。関東第一高では3年次に春夏連続で甲子園に出場した。エースナンバーを背負った夏は初戦で広島新庄の堀瑞輝投手（現・北海道日本ハムファイターズ）と投げ合い、敗れたものの9回1／3、1失点と力投した。
専修大では3年春に6勝を挙げMVPを獲得。チームを東都2部リーグ優勝に導いた。2020年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから育成4位指名を受け入団。ルーキーイヤーの昨季はファームで7勝5敗、防御率3.50と結果を残した。
今季はシーズン開幕前の対外試合やオープン戦で好投し、支配下登録をつかんだ。初先発となった5月14日のオリックス・バファローズ戦では、同学年の山本由伸投手と投げ合い6回1失点と好投。6月12日の横浜DeNAベイスターズ戦では6回2失点に抑え、プロ初勝利をマークした。先発投手としてさらなる飛躍が期待される。