次なる「育成の星」は誰?今季支配下登録され早くも活躍中の育成出身選手5人。今秋ドラフトも注目
2022/09/17
産経新聞社
滝澤夏央(埼玉西武ライオンズ)
投打:右投左打
身長/体重:164cm/65kg
生年月日:2003年8月13日
経歴:関根学園高
ドラフト:2021年育成ドラフト2位
今季成績:43試合 打率.226 0本塁打4打点1盗塁
身長は現役選手で最も低い164センチだが、俊足と守備力は一級品。高卒1年目ながら一軍でポテンシャルの高さを発揮している内野手だ。
関根学園高では1年次からレギュラーをつかみ、投手としても活躍。甲子園出場経験はないが、埼玉西武ライオンズから育成2位指名を受け高卒でのプロ入りを果たした。1年目からファームでアピールし支配下登録を勝ち取ると、離脱していた源田壮亮内野手の穴を埋めるかたちで一軍に昇格。早速遊撃手としてスタメン出場の機会を得た。
5月13日にはプロ初出場し初安打を記録。育成出身の高卒新人が一軍出場するのは史上2人目で、デビュー戦で安打を放つのは史上初だった。翌日には初打点を挙げ、その後も5月22日に初の猛打賞をマークするなど、守備、走塁だけでなく打撃でも躍動。源田の復帰後も一軍に帯同し、存在感を示している。