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悔しさをバネに…「高卒指名漏れ→大卒ドラフト1位」入団を果たした現役選手5人

2022/09/27

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産経新聞社



プロ野球(NPB) 最新情報(最新ニュース)

 ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられるプロ野球。“世代屈指の才能”の証である「ドラ1」だが、中には、過去にドラフト指名漏れを経験した選手もいる。ここでは、高卒時に指名漏れし、かつ大卒で1位指名を勝ち取った現役選手5人を紹介する。

 

 

山﨑康晃

 横浜DeNAベイスターズの守護神として、2022年シーズンは見事な復活を遂げている山﨑康晃。現在はDeNAに欠かせない選手だが、高校時代に指名漏れの経験がある。
 
 帝京高校では、1年時から最速140キロ超の速球を投じていた山﨑。2年夏、3年春には甲子園のマウンドも経験した。しかし、ドラフトで指名されるほどの活躍はなく、プロ志望届を出すも指名漏れ。亜細亜大学への進学を決めた。
 
 大学では、入学直後から主に救援のポジションで登板機会を得た、主戦格となった3年時からは大学日本代表にも選出され、4年時は代表チームの抑え投手を任された。
 

 
 指名漏れから4年後、山﨑は2014年のドラフト会議でDeNAから1位指名を受けた。ルーキーイヤーからクローザーに抜擢されると、58試合登板で37セーブ、防御率1.92をマーク。新人離れした成績を残し、新人王に輝いた。2018年からは2年連続で最多セーブ(37セーブ、30セーブ)のタイトルを戴冠。2020年以降は精彩を欠いてその座を譲ったが、今シーズンは抑えのポジションを奪い返し、打者を圧倒している。

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