2016年の“年男“たち――山田、山崎ら期待の若手と「松坂世代」
NPBの年男=申年の選手たちにとって、今年はどんな1年になるのだろうか。
2016/01/01
2年連続トリプル3なるか。セパ新人王の2年目は?
2016年は申年、NPBの現役選手で、年男を迎えるのは新入団選手も含めてこれだけいる。その顔触れを見ていこう。
1992年生まれ、24歳になる選手は以下の通り。誕生日順だ。
ソフトバンク:森唯斗、牧原大成、島袋洋奨、岡本健、拓也、斐紹、伊藤大智郎(育成)
日本ハム:西川遥輝、谷口雄也、加藤貴之(ドラフト2位)、有原航平
ロッテ:田中英祐、江村直也、中村奨吾、寺嶋寛大、宮崎敦次
西武:南川忠亮(ドラフト5位)、郭俊麟、外崎修汰
オリックス:森本将太、赤松幸輔(育成ドラフト2位)、塚原頌平、山崎福也
楽天:フェルナンド、福田将儀、榎本葵(育成)、ソン・チャーホウ(新外国人、育成)、大坂谷啓生(育成)
ヤクルト:杉浦稔大、西田明央、中島彰吾(育成)、山田哲人、原泉
巨人:松崎啄也(ドラフト8位)、公文克彦、宮國椋丞、松澤裕介(育成ドラフト3位)、田中大輝(育成)、成瀬功亮(育成)、吉川大幾、田中貴也(育成)、戸根千明
阪神:原口文仁(育成)、一二三慎太(育成)、岩本輝
広島:薮田和樹、中崎翔太、磯村嘉孝、横山弘樹(ドラフト2位)
中日:加藤匠馬、三ツ俣大樹、石岡諒太(ドラフト6位)、福敬登(ドラフト4位)、三ツ間卓也(育成ドラフト2位)、浜田智博、阿知羅拓馬
DeNA:柿田裕太、山崎康晃、田村丈(育成ドラフト3位)
代表格は、セリーグのMVPに輝いたヤクルトの山田哲人(7/16生まれ)。今季は、三冠王、2度目のトリプル3の期待がかかる。
セの新人王、DeNAの山崎康晃(10/2生まれ)も年男。昨年は58試合に登板。37セーブを挙げた。2年目のジンクスを払拭できるか。
パの新人王、日本ハムの有原航平(8/11生まれ)も年男。日本ハムは、西川遥輝(4/16生まれ)、谷口雄也(6/1生まれ)と同じ世代が主力になりつつある。
巨人は最多の9人もの92年生まれがいる。中継ぎで頭角を現した戸根千明(10/17生まれ)、中日から移籍して代打で活躍した吉川大幾(8/21生まれ)などがいる。
山田哲人のようにスターになった選手もいる一方で、今季、プロ選手としてスタートを切る選手も10人。彼らは追いつくことができるだろうか。
支配下選手から育成枠に契約を変更されたのは、阪神の一二三慎太(9/29生まれ)、巨人の田中大輝(8/7生まれ)、楽天の榎本葵(7/24生まれ)ら。ここから巻き返しを期す。再スタートの心境だろう。