移籍か、それとも残留か…今季国内FA権を取得した野手5人。争奪戦必至の注目選手たち
2022/09/25
産経新聞社
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プロ野球の世界では、環境を変えることでさらなる高みを目指す選手がいる。その代表例がフリーエージェント(FA)移籍だ。今オフは、一線級の選手たちが数多く権利を取得。その動向が注視されている。ここでは、今季国内FA権を取得した注目の野手5人を紹介する。
森友哉(埼玉西武ライオンズ)
・出身地:大阪府
・投打:右投左打
・身長/体重:170㎝/85㎏
・生年月日:1995年8月8日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2013年ドラフト1位
今季のFA戦線において、目玉と言っても過言ではないのが球界屈指の“打てる捕手”森友哉だ。
森は、2013年ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから1位指名を受けプロ入り。高卒1年目から1軍デビューを果たすと、翌2015年には早くも主力として台頭。主に指名打者(DH)として138試合に出場し、打率.287、17本塁打、68打点をマークした。
プロ入り直後は外野手や指名打者での起用が多かったが、2018年から捕手に専念した。同年は打率.275、16本塁打、80打点の活躍を見せ、捕手部門で初のベストナインに選出。翌2019年には打率.329、23本塁打、105打点と傑出した数字でリーグ連覇の立役者となり、首位打者と最優秀選手(MVP)に輝いた。
今シーズンは、8月に国内FA権を取得。怪我の影響もあってやや成績を落としているが、その打棒は健在だ。ベストナイン3回の実績を誇る強打の捕手がFA宣言をすれば、複数球団が獲得に名乗りを上げるだろう。