移籍か、それとも残留か…今季国内FA権を取得した野手5人。争奪戦必至の注目選手たち
2022/09/25
産経新聞社
中村奨吾(千葉ロッテマリーンズ)
・出身地:兵庫県
・投打:右投右打
・身長/体重:180㎝/88㎏
・生年月日:1992年5月28日
・経歴:天理高-早稲田大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
千葉ロッテマリーンズで不動の二塁手として活躍し、チームの主将も務める中村奨吾も、今季国内FA権を取得した1人だ。
中村は、2014年ドラフト会議でロッテから1位指名を受けプロ入り。即戦力としてプロ1年目から100試合以上に出場した。プロ4年目の2018年には、セカンドのレギュラーに固定。全143試合に出場し、打率.284、リーグ2位の39盗塁の成績でゴールデングラブ賞を獲得するなど飛躍を遂げた。
同年から4年連続全試合出場を達成。2021年には打率.283、9本塁打、67打点の好成績でベストナインとゴールデングラブ賞を同時受賞した。今シーズンは、新型コロナウイルスの陽性判定を受けて全試合出場は途切れたが、安定した二塁守備に加え、3年ぶりとなる2桁本塁打を記録している。
また、国内FA権を4月に取得。主将としてチームへの愛着も強いとみられるが、まだ見ぬリーグ優勝、日本一を目指して環境の変化を求める可能性もある。