移籍か、それとも残留か…今季国内FA権を取得した野手5人。争奪戦必至の注目選手たち
2022/09/25
産経新聞社
高橋周平(中日ドラゴンズ)
・出身地:神奈川県
・投打:右投左打
・身長/体重:180㎝/90㎏
・生年月日:1994年1月18日
・経歴:東海大甲府高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
卓越したバットコントロールと堅実な内野守備を誇る高橋周平も、今シーズンに国内FA権を取得した。
高橋は、3球団競合の末に2011年ドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団した。しばらくレギュラー定着はならなかったが、高卒7年目の2018年に初めて規定打席に到達。打率.254ながら、2桁11本塁打を放つなど能力の一端を示した。
正三塁手となった2019年は、打率.293をマークし、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。翌2020年は打率3割をクリアし、2年連続となるゴールデングラブ賞にも輝いた。
しかし、2021年は打撃成績が低迷。今季は石川昂弥を三塁で起用するチーム方針により、二塁へコンバート。心機一転で臨んだが、2度の故障と打撃不振でスタメン出場の機会を大きく減らし、苦しいシーズンを過ごしている。近年は本来の実力を発揮しきれていないが、ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞2回の実績は大きな魅力。現在28歳とまだまだ老け込む年齢ではないだけに、その去就も注目されている。