まさに”衝撃”…今世紀最大の「電撃トレード」で移籍した6人。他球団へ移った主力選手たち
2024/07/16
産経新聞社
糸井嘉男(日本ハム→オリックス)
出身:京都府
投打:右投左打
身長/体重:188cm/99kg
生年月日:1981年7月31日
ドラフト:2003年ドラフト自由枠
最後は阪神タイガースで現役を引退した糸井嘉男は、3球団を渡り歩いて活躍した「超人」だ。だが、糸井もトレードによる移籍を経験した1人である。
2003年のドラフトで日本ハムファイターズに投手として入団したが、2006年から野手に転向した。
すると、持ち前の身体能力を存分に発揮し、2009年からレギュラーを獲得。4年連続で打率3割を記録したバッティングに加えて、強肩を生かした守備で大活躍した。
ところが、2012年のオフ、2対3のトレードでオリックス・バファローズへのトレードが発表。球界が激震した出来事だった。
トレードの理由は「糸井がポスティングの利用によるメジャー移籍を球団に要望したこと」と言われている。思わぬ形での移籍となった糸井だが、バファローズ時代には首位打者や盗塁王といったタイトルを獲得するなど、「トレードを後悔させる」活躍を見せた。