大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



まさに”衝撃”…今世紀最大の「電撃トレード」で移籍した6人。他球団へ移った主力選手たち

2024/07/16

text By

photo

産経新聞社



澤村拓一(巨人→ロッテ)


 
出身:栃木県
投打:右投右打
身長/体重:184cm/102kg
生年月日:1988年4月3日
ドラフト:2010年ドラフト1位
 

 中央大学からドラフト1位で読売ジャイアンツに入団し、即戦力として活躍した澤村のトレードも、世間を賑わせた。
 
 2011年は11勝、2012年は10勝を挙げ、新人から2年連続で二桁勝利を記録した澤村。その後は苦しむ期間もあり、2015年より中継ぎ(結果的にはクローザー)に転向する。ランナーを出す場面もよく見られたが、2016年は37セーブでセーブ王のタイトルを獲得した。
 

 
 しかし、その後は安定感に欠ける投球が多くなり、2020年のシーズン途中に千葉ロッテマリーンズへのトレードが発表された。香月一也との交換トレードは、澤村がドラフト1位かつルーキーイヤーで成績を残したこと、そしてセーブ王のタイトル獲得など香月との「実績」の差に注目が集まったほどだ。
 
 新天地での澤村は、移籍後初登板で3者連続三振を奪うなど大活躍。22試合の登板で防御率1.71・29の三振を奪い、リリーフとして貴重な戦力となった。同年に海外FA権を取得し、2021年からはボストン・レッドソックスに移籍した。
 
 そして、昨季から3シーズンぶりにマリーンズへ復帰。再びブルペン陣の一角を担っている。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!