大型補強でチームを変えた…プロ野球、史上最高のFA移籍選手5人【野手編】
2024/01/15
産経新聞社
稲葉篤紀
投打:左投左打
身長/体重:185センチ/94キロ
生年月日:1972年8月3日
経歴:中京高 – 法政大
ドラフト:1994年ドラフト3位
稲葉は、法政大から1994年のドラフト3位でヤクルトに入団。1年目からコンスタントに出場機会を得て、2年目にはレギュラーに定着。在籍中に3度のリーグ優勝・日本一に主力として貢献するなど、ヤクルトの黄金期を支えた。
2005年からは日本ハムへ。同球団にFAで加入した初めての選手となった。翌06年にはチームの北海道移転後初となるリーグ優勝と日本一に主力として大きく貢献。ダイエーとのプレーオフでは、優勝を決めるサヨナラタイムリー、日本シリーズではシリーズタイ記録となる7打点を挙げ、シリーズMVPに輝くなど、要所で勝負強さを発揮した。
リーグ連覇を果たした翌年には、初タイトルとなる首位打者(.334)と最多安打(176本)を獲得した。
2012年5月4日の楽天戦で、史上39人目となる通算2000安打を達成。引退後は、侍ジャパンの監督を歴任し、第2回WBSCプレミア12、東京オリンピックで日本代表に金メダルをもたらした。