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“補償なし”はお買い得!? プロ野球、CランクでFA移籍した選手6人 獲得成功となったのは…

2024/11/01

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産経新聞社



森福允彦

  森福允彦はCランクでFA移籍を果たしたが、移籍先では結果を残すことができなかった。
 
 シダックスから2006年大学・社会人ドラフト4巡目で福岡ソフトバンクホークスへ入団した森福。プロ2年目のオフにサイドスロー転向を決断すると、同5年目の2011年は勝ちパターンを担い、60試合登板で38ホールドポイント(4勝34ホールド)、防御率1.13をマークした。
 

 
 さらに、日本シリーズでは「森福の11球」と呼ばれる印象的な火消しを見せ、リーグ2連覇と8年ぶり日本一に貢献。その後も左キラーとして登板を重ねた。
 
 しかし、2015年以降は左打者へのワンポイントリリーフが増加。環境の変化を求めて2016年オフにFA権を行使し、読売ジャイアンツへの移籍を決断した。
 
 移籍1年目の2017年は開幕からセットアッパーとして起用されたが、期待に応えることはできず。同年は30試合登板で7ホールドポイント(1勝6ホールド)、防御率3.05の成績となった。
 
 その後は2年連続で登板数が1桁にとどまり、2019年オフに戦力外通告を受け、現役を引退した。

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