“早熟型”の評価も…プロ野球、新人王に輝くも伸び悩んだ逸材5人 将来有望と期待されるも…
2023/04/07
産経新聞社
高橋礼
出身:千葉県
投打:右投右打
身長/体重:188cm/86kg
生年月日:1995年11月2日
経歴:専大松戸高-専修大
ドラフト:2017年ドラフト2位
先発、リリーフの両輪をこなすサブマリン・高橋礼。2021年以降は本来の投球が影を潜めており、ホークスファンも復活を待ち望んでいるだろう。
専修大時代には、リーグ戦こそ際立った成績は残せなかったものの、2年時には大学日本代表にも選出。最速140キロを超える長身アンダースローは、稀有な存在としてプロからも注目を集め、福岡ソフトバンクホークスからドラフト2位指名を受けた。
ルーキーイヤーから12試合に登板すると、翌2019年は先発として飛躍を遂げ、オールスターゲームにも初選出。23試合(143回)を投げ、12勝6敗、防御率3.34の成績でチームの3年連続日本一に大きく貢献し、自身は新人王に輝いた。また、同年オフに開催された第2回WBSCプレミア12では日本代表入りを果たし、悲世界一に尽力した。
2020年はリリーフに活躍の場を移し、52試合登板で27ホールドポイント(4勝23ホールド)、防御率2.65をマーク。万能ぶりを発揮したが、先発再転向を目指した2021年以降は制球難を露呈し、成績が低迷。今季は開幕ローテーション入りを果たしたものの、3回途中3失点で降板となった。