“高卒スラッガー”大豊作! 2017年ドラフト会議で上位指名を受けた打者5人
2022/10/02
産経新聞社
安田尚憲
出身:大阪府
投打:右投左打
身長/体重:188cm/95kg
生年月日:1999年4月15日
経歴:履正社高
ドラフト:2017年ドラフト1位
履正社高校で1年生から活躍し、高校通算65本塁打を放った安田尚憲も、2017年のドラフトで注目された選手の1人だ。
高校1年生からレギュラーを奪取した安田は、2年春から4番を任されると、同年秋の明治神宮大会初優勝に大きく貢献。決勝戦で本塁打を放った安田の存在感も、日に日に増していった。高校最後の夏は甲子園に出場できなかったものの、大阪府大会では3ホーマーを記録するなど圧倒的な打棒を披露した。
迎えたドラフト会議では、外れ1位で3球団(ロッテ・ソフトバンク・阪神)競合の末にロッテ入り。再指名とはいえ重複となったことは、安田の潜在能力を各球団が評価していた証だろう。
プロ3年目の2020年からは、三塁のレギュラーに定着した安田。一方で持ち味の打撃面では、試行錯誤の時期が長くなっている。それでも2022年は、最終盤には不動の4番に座っており、ここまで打率.258、9本塁打の成績。シーズンも大詰めとなっているが、2桁本塁打にも王手をかけている。