未来のスターは誰?今秋ドラフトの注目選手5人(大学生・投手編)|プロ野球ドラフト会議2022
2022/09/30
産経新聞社
松井颯(明星大)
首都大学リーグ2部に所属しながら、上位指名の可能性も秘める最速154キロ右腕。高校は埼玉の強豪・花咲徳栄でプレーしたが、控え投手だったこともあり知名度は高くなかった。大学入学後に球速が伸び、プロ注目選手として名前が挙がるように。先発として結果を残したのは今春が初めてで、このシーズンは3勝0敗、防御率1.17の好成績をマークした。
最大の武器は150キロを超える速球だが、スライダーやチェンジアップも駆使した投球で高い奪三振率を誇る。制球力の高さも持ち味の一つだ。今秋も初戦で完封勝利を挙げるなど無失点投球を続けており、現在進行形で成長している。
明星大からは松井のほか、最速159キロ右腕の谷井一郎投手もプロ志望届を提出している。明星大は松原聖弥外野手(現・読売ジャイアンツ)をはじめ3人のプロ野球選手を輩出しているが、いずれも育成指名。大学初の本指名、そしてダブル指名も現実味を帯びてきている。