連続シーズン勝利の更新へ。現役通算最多勝のDeNA・三浦大輔は特異な記録の持ち主
山本昌、西口文也の引退によって、NPBの現役通算最多勝投手はDeNAの三浦大輔となった。彼には今季NPB新記録がかかっている。
2016/01/04
150勝以上をあげながら負け越している投手
山本昌、西口文也の引退によって、NPBの現役選手の勝利数ランキングも様変わりをした。
2016年のNPB投手の勝利数5傑だ。
1. 三浦大輔(DeNA) 172勝
2. 石川雅規(ヤクルト)144勝
3. 杉内俊哉(巨人)142勝
4. 川上憲伸(所属未定)117勝 内海哲也(巨人)117勝
現役最多勝はハマの番長こと、三浦大輔になった。三浦はNPB史上でも特異な記録の持ち主だ。通算の勝敗数は、172勝181敗と負け越している。
150勝以上を挙げて負け越している投手は三浦の他には3人しかいない。
梶本隆夫(阪急)254勝255敗
長谷川良平(広島)197勝208敗
坂井勝二(ロッテ、大洋他)166勝186敗
いずれもチームが苦しい時代、エースの座を背負い続けた投手たちだ。
なお、三浦は3261.1回を投げているが、三浦よりも少ない投球回数で200勝を挙げた投手が8人もいる。
村山 実(阪神)222勝147敗 3050.1回
皆川睦男(南海)221勝139敗 3158.0回
杉下 茂(中日他)215勝123敗 2841.2回
北別府学(広島)213勝141敗 3113.0回
中尾輝三(巨人)209勝127敗 3057.0回
江夏 豊(阪神他)206勝158敗 3196.0回
堀内恒夫(巨人)203勝139敗 3045.0回
藤本英雄(巨人他)200勝87敗 2628.1回