【ドラフト注目選手】富士大・金村尚真(かねむらしょうま)の特徴、成績、評価は?|2022年プロ野球ドラフト会議
2022/10/12
産経新聞社
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2022年プロ野球ドラフト会議を10月20日に控え、今年もドラフト候補選手たちに大きな関心が寄せられている。そこで弊サイトでは、特に注目を集める選手に焦点を当て、経歴、プレースタイルなどに迫っていく。今回は、富士大学の金村尚真だ。
金村は、岡山学芸館高から富士大に入学した右腕(右打)。身長176センチ、体重82キロ。(富士大野球部のHPより)
岡山学芸館高では、1年時からベンチ入り。3年秋には県大会準優勝に終わったが、西純矢(現・阪神タイガース)擁する創志学園との決勝戦でも力投を見せた。
富士大に進学後は、1年春からリーグ戦でフル回転。秋には故障を経験したが、2年以降も活躍を見せた。特に3年春には7試合(54回2/3)を投げて7勝無敗、防御率0.16とまさに「無双状態」で、完全試合の快挙も達成した。4年春時点でも大学通算防御率は0点台を誇っている。
直球は最速は150キロを計測し、やや出どころが見えづらい独特のフォームから、スライダーやカーブ、フォーク、カットボールを操る。高い制球力を持ち、ゲームメイク能力に長けている。スカウトからは先発、救援の両面で評価もされており、プロ入り後はさらに進化を遂げる可能性大だ。