球界に”衝撃”…戦力外通告or自由契約でまさかの退団となった大物選手6人
2024/11/07
産経新聞社
中田翔
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:184cm/107kg
生年月日:1989年4月22日
ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
2024年シーズンから中日ドラゴンズでプレーしている中田翔。読売ジャイアンツからの移籍は、日本球界では珍しい形だった。
大阪桐蔭高校の4番として甲子園でも活躍を見せた中田は、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。3年目の2010年にプロ初本塁打を記録すると、2011年から10年連続で2桁本塁打を達成した。また、最多打点のタイトルも3回獲得するなど、不動の4番打者として活躍を続けていた。
しかし、2021年のエキシビションマッチ(東京五輪開催によるシーズン中断中の特別試合)の試合中、中田が同僚に対して暴力行為をしたことが発表。この騒動により中田は1、2軍全試合の出場停止処分を受ける。そして、騒動から2週間ほどが経過した後、ジャイアンツへの無償トレードとなった。
複雑な事情が絡んでの移籍となり、2021年は不振に陥ったものの、2022年は規定打席未満ながら24本塁打を放つなど復活。巨人でもクリーンアップの一角を担った。
しかし2023年は、92試合出場で打率.255、15本塁打と前年より成績を落とすと、同年オフには出場機会の増加を求め、中田側が契約破棄の権利を行使。その後、中日からのオファーを受けて新天地でのスタートを切った。