去就も注目?大記録も…プロ野球「OVER40歳」の現役選手5人。今も一線で戦う大ベテランたち
2022/10/07
産経新聞社
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今シーズン最終盤を迎え、内海哲也(埼玉西武ライオンズ)、能見篤史(オリックス・バファローズ)、福留孝介(中日ドラゴンズ)など一時代を築いた名選手たちが引退を表明した。球界にはそれでもなお40歳を超えて現役を続ける選手たちがいる。今回は、40歳を超え現役を続ける選手を5人紹介したい。
石川雅規(東京ヤクルトスワローズ)
・出身地:秋田県
・投打:左投左打
・身長/体重:167㎝/73㎏
・生年月日:1980年1月22日
・経歴:秋田商業‐青山学院大
・ドラフト:2001年 自由獲得枠
「小さな大投手」石川雅規は通算200勝を目指し、現役を続行する。
石川は2001年ドラフト会議にて自由獲得枠でヤクルトスワローズへ入団。プロ1年目から先発ローテーション入りを果たすと、同年は12勝9敗、防御率3.33の成績を残し、新人王に輝いた。2008年には12勝10敗、防御率2.68をマークし、自身初の最優秀防御率のタイトルを獲得。その後も先発ローテーションの柱としてヤクルトを支え続けた。
多彩な変化球で打者を翻弄する投球術は40歳を越えても健在。2020年には40代として史上5人目の開幕投手を務め、2021年の日本シリーズでは史上2人目の40代勝利投手となった。今シーズンも開幕ローテーション入りを果たし、4月には入団から21年連続勝利を達成。登板間隔を空けながらも6勝を挙げ、リーグ2連覇に大きく貢献した。
能見篤史、福留孝介の引退により、来シーズンから球界最年長選手となる。積み重ねてきた白星は183。目標としている通算200勝に向け、石川の投球から目が離せない。