大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 去就にも注目?大記録も…「OVER40歳」の現役選手5人(2)41歳で自己最速!?進化続けるサウスポー

去就にも注目?大記録も…「OVER40歳」の現役選手5人(2)41歳で自己最速!?進化続けるサウスポー

2022/10/07

text By

photo

産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 今シーズン最終盤を迎え、内海哲也(埼玉西武ライオンズ)、能見篤史(オリックス・バファローズ)、福留孝介(中日ドラゴンズ)など一時代を築いた名選手たちが引退を表明した。球界にはそれでもなお40歳を超えて現役を続ける選手たちがいる。今回は、40歳を超え現役を続ける選手を5人紹介したい。

 

 

和田毅(福岡ソフトバンクホークス)


・出身地:島根県
・投打:左投左打
・身長/体重:179㎝/80㎏
・生年月日:1981年2月21日
・経歴:浜田高‐早稲田大
・ドラフト:2002年 自由獲得枠
 
 「松坂世代」最後の現役選手となった和田毅も若手に負けない投球を続けている。
 
 2002年ドラフト会議にて自由獲得枠で福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団。プロ1年目から26試合に登板し、14勝5敗、防御率3.38の活躍を見せ、新人王に輝いた。2010年には26試合17勝8敗、防御率3.14と傑出した数字でリーグ優勝の立役者となり、最多勝と最優秀選手(MVP)に輝いた。
 
 翌2011年には16勝5敗、防御率1.51の圧倒的な成績を残すと、2012年から活躍の場をメジャーリーグへ移した。メジャーでは故障に苦しんだものの、2014年には4勝を挙げた。2016年に日本球界へ復帰すると、同年は15勝を挙げ、2度目の最多勝を獲得した。
 

 
 今シーズンも開幕ローテーション入りを果たすと、17試合を投げ、7勝4敗、防御率2.78と安定した成績。5月には41歳ながら自己最速の149キロを叩き出し、衰えを感じさせないピッチングを見せた。「松坂世代」最後の現役選手として、どこまで活躍を続けるか注目が集まる。



error: Content is protected !!