去就にも注目?大記録も…「OVER40歳」の現役選手5人(3)連覇に不可欠な“打撃の天才”
2022/10/07
産経新聞社
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今シーズン最終盤を迎え、内海哲也(埼玉西武ライオンズ)、能見篤史(オリックス・バファローズ)、福留孝介(中日ドラゴンズ)など一時代を築いた名選手たちが引退を表明した。球界にはそれでもなお40歳を超えて現役を続ける選手たちがいる。今回は、40歳を超え現役を続ける選手を5人紹介したい。
青木宣親(東京ヤクルトスワローズ)
・出身地:宮崎県
・投打:右投左打
・身長/体重:175㎝/80㎏
・生年月日:1982年1月5日
・経歴:日向高‐早稲田大
・ドラフト:2003年ドラフト4巡目
日本球界が誇る“安打製造機”青木宣親も圧倒的な存在感を発揮している。
2003年ドラフト4位でヤクルトスワローズへ入団すると、プロ2年目に大ブレイク。打率.344、202安打を放ち、首位打者、最多安打、さらには新人王を獲得した。2007年には自身初の20本塁打と打率.346を記録し2度目の首位打者に輝いた。
2010年にも2度目の200安打と3度目の首位打者を獲得すると、2012年にメジャーリーグへ挑戦。メジャー通算6年で774安打を放ち、メジャーでも実績を作った。2018年から再びヤクルトでプレーしている。
40歳となった今シーズンは、コンディション不良もありスタメン出場の機会こそ減らしているものの衰えの感じさせない活躍。4月23日の阪神戦では決勝ホームランを放つなど、打席での勝負強さは健在だ。ベンチでの存在感も大きく、精神的支柱としてチームを支え、リーグ2連覇に欠かせないピースとなった。日米通算2500安打を達成した安打製造機は更なる目標に向け、これからも安打を積み重ねていくだろう。