去就にも注目?大記録も…「OVER40歳」の現役選手5人(4)勝負強さ健在のバットマン
2022/10/07
産経新聞社
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今シーズン最終盤を迎え、内海哲也(埼玉西武ライオンズ)、能見篤史(オリックス・バファローズ)、福留孝介(中日ドラゴンズ)など一時代を築いた名選手たちが引退を表明した。球界にはそれでもなお40歳を超えて現役を続ける選手たちがいる。今回は、40歳を超え現役を続ける選手を5人紹介したい。
中島宏之(読売ジャイアンツ)
・出身地:兵庫県
・投打:右投右打
・身長/体重:180㎝/90㎏
・生年月日:1982年7月31日
・経歴:伊丹北高
・ドラフト:2000年ドラフト5位
今シーズン40歳を迎えた中島宏之も勝負強い打撃は健在だ。
中島は、2000年ドラフト5位で西武ライオンズから指名を受けプロ入り。高卒4年目に遊撃のレギュラーに定着を果たすと、打率.287、27本塁打、90打点と好成績をマークした。2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)では正遊撃手として世界一に大きく貢献し、同年のシーズンでは、最多安打のタイトルを初獲得。2011年には打率.297、16本塁打、100打点と見事な成績を残した。
その後はメジャーリーグへ挑戦。オークランド・アスレチックス、オリックス・バファローズを経て2019年からは巨人のユニフォームに袖を通している。
今シーズンは代打を主戦場に活躍。4月27日のDeNA戦では満塁本塁打を放つと、5月には巨人移籍後初のサヨナラタイムリーを記録。得点圏打率.308と勝負強さを発揮し、印象的な活躍が目立った。通算2000安打まで残り77本に迫っており、大記録達成に向け中島のバットに期待がかかる。