去就にも注目?大記録も…「OVER40歳」の現役選手5人(5)いぶし銀の守備職人
2022/10/07
産経新聞社
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今シーズン最終盤を迎え、内海哲也(埼玉西武ライオンズ)、能見篤史(オリックス・バファローズ)、福留孝介(中日ドラゴンズ)など一時代を築いた名選手たちが引退を表明した。球界にはそれでもなお40歳を超えて現役を続ける選手たちがいる。今回は、40歳を超え現役を続ける選手を5人紹介したい。
藤田一也(横浜DeNAベイスターズ)
・出身地:徳島県
・投打:右投左打
・身長/体重:175㎝/77㎏
・生年月日:1982年7月3日
・経歴:鳴門一高‐近畿大
・ドラフト:2004年ドラフト4巡目
ベテランらしい活躍を続ける藤田一也も今シーズンで40歳を迎えた。
藤田は、2004年ドラフト4巡目で横浜ベイスターズから指名を受けプロ入り。レギュラー定着とはならなかったが、堅実な守備とシュアな打撃で多くの出場機会を得た。
2012年のシーズン途中に交換トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。2013年に正二塁手の座を奪うと、球団初のリーグ優勝・日本一の立役者となり、ベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた。翌2014年には全試合に出場し、2年続けてベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得する活躍を見せた。
2021年オフに楽天を退団すると、10年ぶりに古巣への復帰を果たした。開幕はコンディション不良のため出遅れたが、チーム内で新型コロナウイルスの陽性者が相次ぐと1軍に昇格。3年ぶりのスタメン出場で安打を放つなどチームの窮地を救った。その後は代打の切り札として、勝負強さを発揮した。