MLBでは成功しない!? 阪神タイガースからメジャー移籍した6人。海を渡った選手たち
2023/12/22
Getty Images、産経新聞社
新庄剛志
2022年から北海道日本ハムファイターズの監督を務めている新庄剛志も、阪神タイガースから海を渡った選手の1人だ。
西日本短大付属高校からドラフト5位でタイガース入りした新庄は、打率3割を記録したシーズンこそなかったものの、長打力を武器に在籍11シーズンで計145本塁打を記録。特に最終年となった2000年はキャリアハイの28本塁打、85打点をマークした。
また、新庄といえば、やはり歴代屈指の外野守備だろう。守備範囲の広さと強肩は相手チームの脅威となり、タイガース時代には7度のゴールデングラブ賞に輝いた。
2000年オフにFA権を行使してMLBへ挑戦。ニューヨーク・メッツへの移籍を決断し、イチローとともに日本人野手初のメジャーリーガーとなった。
メジャーでの新庄は、日本人選手初のサヨナラ打、グランドスラムを放つなど持ち前の勝負強さを発揮し、確かな活躍を見せた。2004年からはファイターズで日本球界へ復帰。入団会見で掲げた「札幌ドームを満員にすること」「日本一達成」を成し遂げた2006年限りでユニフォームを脱いだ。