MLBでは成功しない!? 阪神タイガースからメジャー移籍した6人。海を渡った選手たち
2023/12/22
Getty Images、産経新聞社
藤浪晋太郎
今季から海を渡り、波瀾万丈のシーズンを過ごした藤浪晋太郎。今オフはFAとなっており、去就に注目が集まっている。
大阪桐蔭高校3年時には、エースとして甲子園春夏連覇を達成。世代屈指の剛腕として大きく注目され、2012年ドラフトで4球団競合の末に阪神タイガースへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから先発ローテーション入りを果たすと、同年は10勝6敗、防御率2.75と高卒新人らしからぬ投球を披露。2015年まで3年連続2桁勝利を挙げるなど、阪神の絶対的エースになると思われていた。
しかし、2016年は7勝11敗とプロ入り後初めて負け越すと、翌年以降は制球難を改善できず。リリーフへの配置転換も経験するなど、苦しむシーズンが続いた。そんな中、2022年オフにメジャー挑戦を決断。オークランド・アスレチックスへ入団が決まった。
アスレチックスでは先発を任されたが、失点を重ねたため早々に中継ぎへ。以降は好調な投球を続けると、ボルティモア・オリオールズへトレード移籍。日本人投手最速となる165キロを計測するなどリリーフとして活躍した。今オフはFAとなっているが、来季の所属先はどこになるだろうか。
【了】