期待通りの大活躍…巨人、今世紀最強のドラフト1位入団5人。球団史に名を刻む現役選手たち
2023/04/21
産経新聞社
岡本和真
投打:右投右打
身長/体重:186センチ/100キロ
生年月日:1996年6月30日
経歴:智弁学園高
ドラフト:2014年ドラフト1位
岡本は、智弁学園高から2014年ドラフト1位で巨人に入団。将来を嘱望された和製大砲は、しばらくファームで実戦経験を積んだ。プロ3年目の2017年には、「7番・左翼」で開幕スタメンに抜擢。期待の大きさをうかがわせた。
そして、プロ4年目の2018年に一気に飛躍を遂げる。開幕から結果を残し続け、6月には4番打者に任命。最終的に全143試合に出場し、打率.309、33本塁打、100打点と圧巻の数字を残し、史上最年少となる22歳で「3割30本100打点」を達成した。
同年からシーズン30本塁打以上を継続中。ポジションが三塁に固定された2020年は、本塁打(31本)、打点(97打点)の打撃2冠に輝いた。さらに、翌2021年はキャリアハイの39本塁打、113打点をマーク。村上宗隆(ヤクルト)との熾烈なタイトル争いを制してチーム44年ぶりの快挙となる2年連続の二冠王となった。
2022年シーズンは、夏場以降に調子を落として4番から降格。打率.252と苦しんだが、5年連続30本塁打はクリアした。同年オフにはWBC日本代表に選出され、世界一に大きく貢献。勢いのままに、開幕から持ち前の打棒を発揮している。