東大京大名大…文武両道のドラフト候補5人(5)現中日の“先輩”に続けるか
2022/10/18
産経新聞社
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2022年プロ野球ドラフト会議が、10月20日に控えている。今年のプロ志望届提出者の中でひと際存在感を放つのが、高学歴の選手たちだ。東京大学、京都大学、名古屋大学など、名だたる国立大学から、今年は指名有力候補が現れている。今回はそんな文武両道のドラフト候補選手5人を紹介する。
名古屋大・本田健悟
本田は、明和高から名古屋大に入学した右腕(右打)。身長174センチ、体重84キロ。(名古屋大野球部のHPより)
明和高では1年秋からベンチ入りしたが、故障の影響もあり登板機会に恵まれないまま高校野球を終えた。名古屋大に進学後は、1年秋からリリーフとして登板。2年秋には先発投手として4戦3勝の活躍を見せた。3年時はやや成績を落としたが、4年春には7先発で6勝無敗、防御率1.75をマーク。プロからも注目される右腕となった。
大学で大きく伸ばした球速はMax151キロを誇り、スライダーやカットボール、フォーク、カーブなどの球種を操る。名古屋大の3学年上にあたる松田亘哲(現・中日ドラゴンズ)にプロ入りは、大きな刺激となった。文武両道の右腕が、運命のドラフトを待つ。