どちらも捨てがたい…“二刀流”の可能性秘めるドラフト候補5人|2022年プロ野球ドラフト会議
2022/10/19
産経新聞社
日本文理・田中晴也
田中は、日本文理高の投手兼外野手。右投左打。
日本文理高では1年秋からベンチ入りし、主に打撃で活躍を見せた。2年春からはエースとしてチームを牽引。夏には初の甲子園出場を果たした。県大会では3完投を見せ、2本塁打も放つ大暴れ。さらに3年夏は、新潟県大会4試合(34回))を投げ防御率0.26と圧巻の投球で2年連続甲子園出場。本大会では指のまめの影響もあって本来の投球ができなかったが、投打に非凡な才能を示していた。
右のスリークォーターから投じる最速150キロの速球を軸に、スライダーやカーブ、チェンジアップ、フォークを投じる本格派。打者としても高校通算20発を記録するなどスケールの大きさを感じさせている。伸びしろ抜群な二刀流から目が離せない。